【秋田県鹿角市】毛馬内の盆踊2026|8月21〜23日の日程・見どころ・観覧前に知りたいポイント
秋田県鹿角市で毎年8月21日から23日に開催される「毛馬内(けまない)の盆踊」は、秋田三大盆踊りの一つとして知られる伝統行事です。国の重要無形民俗文化財に指定され、2022年には「風流踊」の一つとしてユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
西馬音内の盆踊と比べると県外での知名度は高くありませんが、かがり火を囲んで静かに舞う姿は、見る人を引き込む美しさがあります。この記事では、2026年の日程や見どころを中心に、初めて訪れる方にも分かりやすく紹介します。
2026年の日程と会場

2026年の毛馬内の盆踊は、8月21日(金)から23日(日)までの3日間開催されます。会場は鹿角市十和田毛馬内地区のこもせ通りです。踊りは毎日午後6時30分から始まり、歴史ある町並みの中で幻想的な時間が流れます。
開催概要は次のとおりです。
| 日程 | 内容 |
| 8月21日(金) | 毛馬内の盆踊 初日 |
| 8月22日(土) | 毛馬内の盆踊 |
| 8月23日(日) | 毛馬内の盆踊 最終日 |
3日間とも基本的な演目は同じですが、週末となる22日・23日は県内外から多くの来場者が訪れます。比較的ゆったり観覧したい方は初日の来場も検討するとよいでしょう。
会場となる「こもせ通り」は、軒先に張り出した木造アーケード「こもせ」が続く歴史ある通りです。夕暮れになると路上にかがり火が灯され、町並み全体が舞台へと変わります。
派手な演出はありませんが、その静けさこそ毛馬内の盆踊の魅力です。祭りというより、一つの芸能を鑑賞するような雰囲気で楽しめます。
参考:鹿角市「毛馬内の盆踊」
大の坂と甚句・かがり火の見どころ

毛馬内の盆踊は、「大の坂(だいのさか)」と「甚句(じんく)」という二つの踊りで構成されています。どちらも同じ輪踊りですが、音楽や雰囲気が大きく異なります。
大の坂
大の坂では、長さ約2メートルの大太鼓と笛のお囃子に合わせ、踊り手がゆったりと歩むように舞います。
足を高く上げることはなく、一歩一歩を大切に運ぶような動きが特徴です。豪快さよりも落ち着きがあり、かがり火の揺らめきと重なることで幻想的な空間が広がります。
甚句
甚句では、楽器を使わず歌だけに合わせて踊ります。
歌い手の声が町並みに響き、その節回しに合わせて踊り手が静かに輪を描く様子は、毛馬内ならではの見どころです。歌詞には先祖供養や豊作への願い、地域の暮らしなどが込められていると伝えられています。
また、踊り手は男女ともに豆絞りの手ぬぐいで頬かぶりをし、女性は色鮮やかな着物に「ケダシ」と呼ばれる腰布を重ねます。顔を隠して踊る独特の姿も、毛馬内の盆踊を象徴する風景です。
観覧椅子席・撮影許可証と一般参加

初めて毛馬内の盆踊を観覧する方は、観覧席や撮影ルールを事前に確認しておくと、当日も落ち着いて楽しめます。
観覧椅子席
会場には有料の観覧椅子席が設けられています。2026年は1席500円で、当日14時から会場で販売される予定です。席数には限りがあるため、混雑が予想される22日・23日に訪れる場合は、早めの購入がおすすめです。
事前予約にも対応しているため、遠方から訪れる方や確実に席を確保したい方は、公式サイトで受付状況を確認しておくと安心です。
撮影許可証
会場周辺からの一般的な撮影は可能ですが、踊りの輪の中や指定エリアで撮影する場合は撮影許可証が必要です。
撮影許可証は500円で、観覧席と同様に当日14時から販売されます。撮影できる時間や立ち入り可能な場所には決まりがあるため、係員の案内に従いましょう。
踊り手や観覧者が祭りを楽しめるよう、フラッシュ撮影や進行を妨げる行為は控えることが大切です。
一般参加はできる?

毛馬内の盆踊は、条件を満たせば一般参加も可能です。
浴衣など踊りにふさわしい服装を用意し、所定の受付を済ませることで踊りの輪に加われます。衣装の貸し出しはないため、事前に準備しておきましょう。
また、本番前には初心者向けの講習会が行われる年もあります。初めて参加する方は、最新情報を公式サイトで確認してから出かけると安心です。
アクセス・駐車場・雨天時
会場の「こもせ通り」は、JR十和田南駅から徒歩約15分の場所にあります。祭り期間中は周辺道路が混雑するため、自家用車の場合は時間に余裕を持って到着すると安心です。
臨時駐車場は鹿角市が案内する駐車場を利用できます。年度によって場所が変更される場合があるため、出発前に最新情報を確認しましょう。
雨天時は、会場が十和田市民センター体育館へ変更されます。屋外開催が難しい天候でも中止ではなく会場変更となる場合があるため、当日の開催情報は公式サイトや公式SNSで確認することをおすすめします。
また、夜は気温が下がることもあります。羽織るものを一枚用意しておくと、最後まで快適に観覧できます。
参考:鹿角市「毛馬内の盆踊」
まとめ
毛馬内の盆踊は、約700年の歴史を受け継ぐ秋田を代表する伝統芸能です。かがり火に照らされた町並みの中で、「大の坂」と「甚句」が静かに繰り広げられる光景は、ほかの盆踊りにはない趣があります。
2026年は8月21日から23日まで開催されます。観覧椅子席や撮影許可証は当日販売が予定されており、一般参加も可能です。初めて訪れる方は、観覧方法やアクセスを事前に確認し、毛馬内ならではの夏の風景をゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。
開催概要
| 項目 | 内容 |
| イベント名 | 毛馬内の盆踊2026 |
| 開催日 | 2026年8月21日(金)~23日(日) |
| 開催時間 | 18:30頃~ |
| 会場 | 毛馬内こもせ通り(秋田県鹿角市十和田毛馬内) |
| 雨天時 | 十和田市民センター体育館 |
| 観覧席 | 有料(1席500円・当日販売・事前予約可) |
| 撮影許可証 | 500円(指定エリアでの撮影時) |
| 一般参加 | 可(浴衣等を持参・衣装貸出なし) |
| 駐車場 | 臨時駐車場あり(公式案内を確認) |
| 問い合わせ | 毛馬内盆踊保存会・鹿角市観光担当 |




