【由利本荘市】由利高原鉄道のレストラン列車|ランチに列車旅がおまけで付いてくる1時間30分
車窓を眺めながらワインを傾けていると、目の前には秋田の食材を使ったイタリアンのコース料理が運ばれてきます。由利高原鉄道のレストラン列車「affetto train」は、そんな1時間30分を走らせる特別な便です。
舞台になるのは、木のぬくもりに包まれた鳥海おもちゃ列車「なかよしこよし」という車両です。厨房を備えない小さなローカル線の車両が、年に数回だけレストランへ姿を変えます。
2026年は6月から9月まで計4回の運行が組まれ、9月21日(月・祝)を含む全日程がすでに満席となりました。予約が取れなかった方も、条件を先に押さえておけば次回の動き出しが早くなります。
この記事では、運行日と当日の流れ、車両の魅力、コースの中身、料金と予約方法、乗車前の注意点を紹介します。
由利高原鉄道のレストラン列車「affetto train」は年4回だけの特別便

2026年の運行日は、6月13日(土)、7月19日(日)、8月8日(土)、9月21日(月・祝)の4日間だけでした。毎週走る列車ではないため、日程が発表されたら真っ先に予定を押さえる必要があります。
当日は12時40分までに矢島駅へ集合します。受付は12時20分ごろから矢島駅1階の待合室で始まり、手続きを終えた人から2階の控室へ通されます。ここで登場するのが、ノンアルコールのウェルカムドリンク。出発前から少しずつ気分が高まります。
列車は矢島駅を13時05分に出発し、13時46分に羽後本荘駅へ到着。折り返しは13時55分発で、矢島駅へ戻るのは14時34分。解散は14時35分ごろになります。
受付から解散までは、およそ2時間15分の行程です。乗車時間は折り返しを含めて約1時間30分なので「列車旅にランチが付く」というより「ランチに列車旅がおまけで付いてくる」と考えたほうが実感に近いのではないでしょうか。
由利高原鉄道のレストラン列車を走る「鳥海おもちゃ列車 なかよしこよし」

使われるのはYR2001号車「鳥海おもちゃ列車 なかよしこよし」です。2000年に導入された車両を改装し、2018年7月から走り始めました。2023年3月にはリニューアルしています。
デザインを手がけたのは、福岡のオフィスフィールドノートを率いる砂田光紀氏。床には厚さ15mmのナラの無垢材が張られ、ブラケット灯の台座には秋田杉が使われています。
ハート模様の曲木スクリーンや、森をイメージしたグラスアートも配置され、「おもちゃ館」をコンセプトにした空間が広がります。通常運行では木のおもちゃで遊べる一角になる場所に、この日はシェフ用のカウンターが立ちました。
affetto trainで使うのはボックス席とパノラマ席で、座席指定はできません。車内そのものが見どころなので、鉄道好きなら料理が届く前から目線が忙しくなりそうです。
由利高原鉄道のレストラン列車で味わう村上シェフの6品コース

料理を担当するのは、イタリアン「affetto akita」の村上シェフです。店舗で出されるランチコースとは別に組まれた、affetto train専用のメニューが並びます。
内容はAntipasti(前菜)3品、Primo piatto 1品、Secondo piatto 1品、Dolce 1品の計6品が予定されています。ドリンクは赤・白・スパークリングのワインとノンアルコールワインから選べ、受付時のウェルカムドリンクも料金に含まれました。
具体的な食材や品名は、公式案内で事前に公表されていません。何が出てくるかわからない時間そのものが乗車券にそっと含まれている、と考えておきましょう。
由利高原鉄道のレストラン列車の料金と予約の流れ
参加費は1人18,000円(税込)で、原則1組2人での申し込みになります。列車の乗車代、ウェルカムドリンク、6品予定のコースランチ、ワインなどのドリンク代、諸税がすべて含まれた金額です。
予約は由利高原鉄道公式サイトの申込フォームから送ります。内容が確認されると、3日以内に予約確定と支払い方法がメールで届きました。確定メールを受け取ったら、指定口座へ3日以内に振り込みます。
連絡がないまま振込期日を過ぎるとキャンセル扱いになる場合があるため、遅れそうなときは必ず電話を入れてください。
申込締切は各出発日の7日前ですが、定員に達した時点で受付は終了します。キャンセル料は3日前から50%、前日と当日は100%かかるので、2人の予定が固まってから申し込むほうが安心でしょう。
由利高原鉄道のレストラン列車に乗る前の注意点とアクセス
集合場所は由利高原鉄道・矢島駅です。周辺に無料駐車場はあるものの、affetto train参加者向けの指定駐車場所は公式案内に書かれていません。車で向かうなら、事前に電話で確認しておくと当日あわてずに済みます。
車内では座席指定も席の移動もできません。飲食物の持ち込みは不可で、食物アレルギーの個別対応も受け付けていません。該当する方は、申し込み前に相談しておく必要があります。
乗り物酔いが心配なら、酔い止めを用意しておきましょう。ドレスコードはないため、列車旅らしく肩の力を抜いた服装で参加できます。
由利高原鉄道のレストラン列車の開催概要

木を生かした車内と、秋田の食材で組まれたイタリアン、ワイン、由利路の車窓。これらがひとつになる時間は、鉄道好きだけのものではありません。夫婦やカップルで少し特別な一日を過ごしたい方にも向いています。
2026年分は全日程が満席となりました。次回の発表があったときは、料金だけでなく「2人1組」「座席指定不可」「アレルギー個別対応不可」といった条件まで目を通してから申し込みましょう。
| 列車名 | affetto train 2026 |
| 運行会社 | 由利高原鉄道(鳥海山ろく線) |
| 車両 | YR2001号車 鳥海おもちゃ列車「なかよしこよし」 |
| 2026年の運行日 | 6月13日(土)、7月19日(日)、8月8日(土)、9月21日(月・祝) |
| 集合 | 12:40までに矢島駅(受付12:20ごろから) |
| 運行 | 矢島13:05発→羽後本荘13:46着/13:55発→矢島14:34着 |
| 解散 | 14:35ごろ |
| 料金 | 1人18,000円(税込) |
| 申込単位 | 原則1組2人 |
| 料金に含むもの | 乗車代、ウェルカムドリンク、6品コース、ドリンク、諸税 |
| 料理 | affetto akita 村上シェフによるイタリアン6品予定 |
| 申込方法 | 由利高原鉄道公式サイトの申込フォーム |
| 申込締切 | 各出発日の7日前(定員に達し次第終了) |
| キャンセル料 | 3日前から50%、前日・当日は100% |
| 2026年の空席 | 全日程満席 |
| 問い合わせ | 由利高原鉄道 0184-56-2736(平日9:00〜17:00) |




