秋田県移住支援金2026|最大100万円+子ども加算の条件と申請の流れ
「秋田に移住したら、100万円もらえるっていうのは本当?」——東京圏からのUIJターンを考えている方なら、気になるテーマではないでしょうか。
秋田県では、東京圏から県内へ移住し要件を満たした方に対し、市町村と共同で「移住支援金」を支給しています。
しかし、申請期限や細かいルールは市町村ごとに異なるため、公式情報をもとに支給額の内訳、対象要件、申請の流れ、返還条件を整理していきましょう。
秋田県移住支援金の支給額と対象エリア

移住支援金の基本額は、世帯構成によって異なります。
- 単身での移住:60万円
- 2人以上の世帯での移住:100万円
- 子育て世帯加算:18歳未満の子ども1人につき100万円加算
秋田市の例では、夫婦と子ども2人の世帯は100万円+100万円×2人=300万円です。子育て加算の年齢基準日や同居要件は市町村により異なるため、転入先市町村への確認が確実です。
対象となる「移住元」は、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県の東京圏のうち条件不利地域を除く区域です。東京23区在住者、または東京圏内(条件不利地域以外)から23区へ通勤していた方が主な対象となります。
予算の範囲内での運用のため、市町村により年度途中で受付を終了する場合があり、注意が必要です。
2026年4月からは、移住支援金とは別に「秋田暮らし応援デジタル商品券交付事業」も始まっています。
秋田県外に3年以上居住していた方が対象で、世帯構成に応じて子育て世帯100万円、夫婦世帯(ともに39歳以下)70万円、単身世帯(39歳以下)50万円、それ以外の世帯10万円を交付。
さらに、あきたジョブ掲載求人への就職で10万円が加算される場合もあり、子育て世帯では最大110万円となります。移住支援金との併用はできないため、自分がどちらの制度の対象になるか、申請前に確認しましょう。
参考:
移住支援金制度について|秋田県
移住支援金制度について|秋田暮らし はじめの一歩(秋田県移住・定住ポータルサイト)
令和8年4月スタート!2年間限定デジタル商品券がもらえるキャンペーン!|秋田県
秋田県移住支援金の対象になる4つの要件と5つの就業パターン

制度の基本部分は「移住元」「移住先」「就業等」「その他」の4要件です。就業等はさらに複数のパターンに分かれます。
- 移住元要件:直前10年のうち通算5年以上、かつ直前連続1年以上、東京23区在住者、または東京圏内(条件不利地域以外)に住みながら23区へ通勤していた方など。
- 移住先要件:秋田県内の市町村に転入後1年以内に申請し、申請日から5年以上継続居住する意思があること。
- 就業等要件(次のいずれか)
- 就業(一般):あきたジョブ掲載求人に応募し週20時間以上の無期雇用(新規雇用)
- 就業(専門人材):内閣府の人材事業等を利用し週20時間以上の無期雇用
- テレワーク:東京圏の仕事を継続しつつ秋田を本拠に週20時間以上実施
- 起業:県の起業支援事業(地域課題解決枠)の交付決定を受けていること
- 関係人口:市町村が定める要件に該当すること。秋田市ではこれだけでは足りず県内就職・起業も別途必要(組み合わせは市町村により異なる)
- その他要件:国・自治体の制度との重複受給に関する条件など。
※日本国籍(または永住者の在留資格)など、ほかにも要件があります。詳細は転入先市町村の公式ページで確認してください。
参考:東京圏から県内企業へ就業された方への移住支援金について|秋田県
秋田県移住支援金を申請するには?流れと必要書類

申請手続きは市町村により異なりますが、ここでは事前の認定申請と転入後の交付申請の2段階がある秋田市を例に紹介します。
- A→KITA登録:秋田市の場合、転入前に「秋田暮らし はじめの一歩」で登録
- 就業先の確保:あきたジョブで求人応募、またはテレワーク・起業・関係人口の要件を準備
- 認定申請:秋田市では原則、転入予定日の14日前までが期限(重複確認不要なケースは転入後1年以内〈3月除く〉も可)
- 転入:秋田県内の市町村へ実際に転入
- 交付申請:転入後、市町村窓口へ申請。転入後1年以内が基本の期限
主な必要書類(秋田市の例):認定申請書・同意書兼誓約書/本人確認書類/世帯全員の住民票の写し/通勤歴を示す雇用保険関連書類(該当者のみ)/就業証明書(起業は交付決定通知書の写し)
様式は市町村ごとに異なります。横手市のように事前の認定申請を設けず転入後1年以内の申請のみで完結する市町村もあり、必ず転入予定の市町村窓口へ直接問い合わせてください。
参考:東京圏移住支援事業補助金(社会人等向け支援事業)|秋田市
秋田県移住支援金の返還が必要になるケース
返還条件も市町村の要綱によって定められています。秋田市の例では次のとおりです。
・全額返還:虚偽申請の場合/申請日から3年未満に秋田県外へ転出した場合/就業要件で受給し申請日から1年以内に離職した場合/起業支援事業の交付決定が取り消された場合
・半額返還:申請日から3年以上5年以内に秋田県外へ転出した場合
・県内他市町村への転出(秋田市の例):3年未満は4分の1返還、3年以上5年以内は8分の1返還
返還割合の区分は市町村により異なるため、転入先市町村の要綱で確認しておくと安心です。
まとめ|秋田県移住支援金は対象条件の確認から

秋田県の移住支援金は大きな支援になる制度ですが「申請すれば必ず受け取れる」ものではなく、要件を丁寧にクリアする必要があります。
・支給額は単身60万円、2人以上世帯100万円、子育て加算は子ども1人100万円(基準日・同居要件は市町村により異なる)
・2026年4月開始の「デジタル商品券」(最大110万円)とは併用不可
・申請期限や必要書類、返還条件は市町村ごとに異なるため、必ず転入先市町村へ確認を
移住を具体的に検討し始めたら、まずはA→KITA登録と転入予定の市町村窓口への問い合わせから、ぜひ始めてみてください。
あわせて確認しておきたいのが、秋田県の奨学金返還助成です。移住支援金とは別枠で最大120万円が助成される制度なので、返済を抱えたまま移住を考えている方は対象条件を見ておくと選択肢が広がります。





